要と悠太と祐希が弁当の箸を忘れたというようなたわいのないことでもめている頃、春はヒザをすりむいた一年生の女の子と出会う。
絆創膏を渡そうとするが逃げられる。
それ以来、春に対するその女の子の嫌がらせが始まる。
4人は目的がわからない女の子の行動を見張るうちに、女の子が人に助けられることを嫌がっているのではないかと思うようになる。助けられなくても自分ひとりで出来ると。
しかし、本心はうれしかったのではないかと思うようになる。
ONE PIECE グランドコレクション
たわいもない学園生活での一こまの中で、人との接し方の苦手な女の子と心優しい春と要、悠太、祐希たちとのちょっといいふれあいの話。
女の子が嫌がらせを本気でしているわけではないということは直ぐに分かるので、どう話を着地させるかということに焦点が絞られるわけですが、うまい着地だという感じですね。
タイトルにもなっているチューリップの想い出は、
「いいと思ってやったことでも、本人にとっていいことではない」
というような事を言いたいのかとも感じるが、この女の子との事とつながるかどうかということは微妙な気もする。
でも、なんとなくチューリップのエピソードは、物語をまとめてくれているようにも思える。
ただ、女の子は春の親切をうれしかったわけだからというより、気にかけて欲しいといった方がいいかもしれないのだから、チューリップとは違うようにも思える。